ゆとり銀行員からトップ営業マンへ

ゆとり世代の銀行員。 トップ営業マンになりたいけど、 毎日ぐーたらぐーたら… そんな自分を変えるために、 このブログを開設!!

銀行員は研修だらけ

どうも!

IGAです!

 

今週は2つの研修に参加してきました。

一昔前の銀行は入行したら

とりあえずお客さんとこ回ってこい!!

という丸投げ体質だったようですが、現在の銀行は研修制度が整っています。

 

事務の研修、住宅ローンの研修、決算書の読み方、融資取引の研修、運用業務の研修…

 

本当に充実した研修制度です。

 

私も入行前は

銀行に入ったら、1年目から朝から晩までお客さんのところ回って、定期やってください、ローン組んでくださいって走り回るんだろうなぁ…

と思っていましたが、そんなことは一切なかったですね。

 

逆に

1年目を外に出して何ができるんだ?お客さまに迷惑がかかるだろ。

というスタンスなようです。

 

ですから、過保護なほどに研修があってちょっとずつちょっとずつ顧客対応を行います。

 

ギラギラガツガツして、一刻も早く営業がしたい!早く成長したい!

と思う人には、実は銀行は向いていないかもしれませんね。

 

逆に、銀行はガツガツしすぎ…

と思ってる人は、意外ときっちり研修があるのでやっていけるかもしれませんね。

 

私は今担当を持って営業をしているので、本当は研修よりも外回りがしたいですが…笑

 

今週もあと2日!

がんばりましょう!!

地銀の異常な低金利融資

どうも!

IGAです!

 

今日(7/4)の日経夕刊で気になる記事があったのでご紹介!

 

25年に全都道府県で融資縮小へ 金融庁検査報告 :日本経済新聞

地銀、中小融資の2割赤字 金融庁が初の検査報告 :日本経済新聞

 

簡単に説明すると、地銀の中小企業向けの融資の2割が赤字で融資してまっせ!

ということです。

 

私が働いている地域でも異常な金利を提示してくる地銀が多くいます。

「こんな金利を出してこの銀行は大丈夫なのか?」

と日頃思っていましたが、やはり赤字だったんですね。

 

銀行が融資のためのお金を調達する方法は大きく分けて二つです。

 

①預金

銀行3大業務である預金・為替・与信のうちの一つですね。

お客さんから預金を集めて、その中からお金を貸していく方法。

銀行にかかるコストとしては、預金の金利ですね。

最近の定期預金であれば0.03%程ですね。

 

で、貸出金利、例えば1.475%(短期プライムレート)で融資をします。

単純に考えると銀行の儲けは1.475% - 0.03% = 1.445% です。

但し、この儲けに人件費(銀行窓口スタッフなど)や設備維持費(ATMなど)などが加わるのと、貸した金が返ってこない場合もありますので、大幅に儲けは減ります。

 

②市場

市場からお金を引っ張ってくる方法です。

TIBORをベースにすることが多いですね。大体1ヶ月TIBORが0.15%程です。

正確な数値は毎日日経新聞に掲載されています。

 

市場からお金を引っ張ってくると、預金の時のような多くの人件費や設備維持費は必要ありません。

そのため、一般的には市場から調達したお金で融資する「市場金利融資」の方が、

金利が低く設定されます。

 

 

銀行の融資に関する収益構造を簡単に示すと以下のようになります。

 

貸出金利 = 調達コスト + 諸経費(人件費・設備維持費) + 収益分

 

本来であれば収益分を確保した上で融資をするのが普通ですが、以下のような事情で赤字融資をせざるを得ないようですね。

 

①銀行が多く、競争が激しい

②バブル、リーマン以降、企業が内部にお金を貯める動きをしたため、借入をする必要がない

 

特に大都市以外の地銀、信金などはそもそも貸せる企業数が少ない為、更に競争が激しくなっているようです。

 

よく「銀行は人が商品、人間力で勝負」と言われますが、実際は金利で左右されることも少ないようですね。

 

借りる側からすれば安い金利で借りたいのは分かりますが、赤字で貸してる銀行から借りるのは怖くないんですかね?

銀行が潰れたら、自分が置いている預金は返ってこないということです。

(大体融資がある銀行に預金を置く)

突然口座が使えなくなって、支払いなどができなくなれば企業も不渡りや倒産の危機だと思うのですが…

 

ちょっと長くなりましたが、仕事から帰って新聞を読むと気になったもので!

 

土日はゆっくり休んで、来週からもがんばろう!

銀行員のボーナス

どうも!

IGAです!

 

早くも6月が終わって、2014年も折り返しましたね!

銀行では第一四半期が終わって、数字がいっていない支店は激詰めにあっていることだと思います。笑

 

6月と言えば、賞与ですね!

夏のボーナス!

今年は全国的にベアの気運が高まっていたので、ボーナスが例年より多かった人もいるのでは!?

特に中小企業であれば、毎月の給与をベアすることはできないので、

ボーナスに反映させるという企業が多かったようですね!

 

そんな私ですが、ボーナスは40万円程でした。

多い?少ない?笑

月給の1.5倍程ですね!

月給は額面で25~28万円ありますので、そんなもんですか?

 

皆さん銀行員の給料は良いんじゃないかと思っている人が多いと思いますが、

実際どうなんですかね?

 

私個人的には社宅に住ませてもらってますので、家賃光熱費がほとんどかからないため、

手取りを全て自由に使うことができているので満足はしています!

 

今回は赤裸々に銀行員の給与を晒してみました。笑

 

7月からもがんばろう!

ゆとり銀行員の5分で読み解く決算書

どうも!

IGAです!

 

今日は自分の復習と、融資渉外マン1年目のために

【5分で決算書を読む方法】

をご紹介!

(分析するとは言っていない…笑)

 

1年目の時なんて、社長から決算書をもらっても正直何話して良いかわからないし、

決算書のどこを見れば良いかもわからないですよね。

私もそうでした。(今も!?)

 

そんな訳でとりあえずざっくり決算書を読むポイントを挙げたいと思います!

後輩に教えたら意外と好評だったので!笑

 

①運転資金の算出

融資渉外マンとしては、まずもってこの会社に借入のニーズがあるのかがポイントですよね!

運転資金の算出方法はネットで調べればすぐ出てくると思うので、詳細は省きますがざっくり以下の通りです。

 

売掛債権 + 棚卸資産 - 仕入債務 = 運転資金

例)売掛債権 200M + 棚卸資産 250M - 仕入債務 150M = 300M

 

②有利子負債の確認

運転資金を算出したら、それをどのようにまかなっているかの確認ですね。

多くの場合、銀行借入でまかなっていると思います。

借入明細を確認して、借入の条件を確認しましょう!

(当初借入金額、期間、金利、プロパーorマル保など)

 

そして、運転資金以外の借入が何に使われているかを確認しましょう。

例えば借入金が500Mあった場合、上記の運転資金300Mを引いたあとの200Mが何に使われているか。

現預金に300Mほどあれば

「あ、余分に借りたお金は手許資金として置いてるのか」

と分かりますし、建物や有価証券などに化けているかもしれません。

 

ここで、あまり本業に関係ないものに化けていた場合は詳細を確認しましょう!

 

キャッシュフローの確認

キャッシュフローは本当にざっくりでOKです。

P/Lの当期利益に減価償却費を足したものが、ざっくりとしたキャッシュフローです。(経常利益 + 減価償却費 という考えもあります。)

理由が分からない場合はネットで検索してみてください!

 

例)当期利益 15M + 減価償却費 15M = ざっくりキャッシュフロー 30M

 

④返済可能期間を算定

今ある借金が何年で返済できるかを算定します。

この場合、運転資金の部分はのぞいて考えます。

(運転資金は基本的に銀行から折り返し融資が行われて、ぐるぐる回していくものだから)

 

運転資金をのぞいた借金をざっくりキャッシュフローで割ると、返済可能期間が出ます!

大体10年以内が良いとされています。(設備資金はもうちょい長い)

 

上記の例でいくと…

借金 500M - 運転資金 300M = 返済可能期間を考える上での借金 200M

200M ÷ ざっくりキャッシュフロー 30M = 6.67年

 

7年弱ってところですので、まぁ正常な範囲ですよね。

これなら「貸せる!」とまず第一ハードルは突破ですね。

(詳細な分析は持ち帰ってじっくりと)

 

 

で!

これを決算書をもらったら社長の目の前でサッと電卓叩いて計算します。

この計算の過程で色々な話ができますよね。

 

例えば運転資金の算出であれば、売掛債権、仕入債務の支払い条件。

(何日絞めの何日払いか、受取手形は割引に回してるのか、取立なのかなど)

キャッシュフローが少なければ、今後利益率を上げていくためにどういう工夫をしていくかなど。

 

決算書を真ん中において、電卓叩いて数字の話ができると結構信頼されますよ♪

 

本当に5分でざっと読んでコメントするのであれば、この方法はオススメです!

是非参考にしてみてくださいね!

 

明日からもがんばろう!

銀行員の一日

どうも!

IGAです!

 

今日は銀行員が日頃どんなスケジュールで働いているかを書いてみたいと思います!

 

8:00 出勤

本部はわかりませんが、営業店はだいたいこの時間に会社に入ることができます。

完全にロックがかかっており、早く仕事がしたいからと言って早めに入ることはできません。

 

8:30 朝ミーティング

全体共有事項、昨日あったことなどの報告を行います。

月末週などは、ここで数字の確認が行われます。

 

9:00 外訪

営業担当者はお客さんのところに一斉に出ていきます。

店によって自動車、原付、自転車でまわります。

都心なんかは自転車&電車の方が車より早いようですね。

 

17:00 帰店

持ち帰った書類や手形などのいわゆる「現物」の処理、電話メモがたくさん置いてあるので返電を行います。

 

18:00 稟議書作成

融資を実行するための稟議書を書いたり、決算書をデータ入力したりします。

 

20:00 片付

次の日の準備をしたり、机のまわりを整理します。

 

20:30 退店

店を出て、警備会社にロックがかかったことを連絡します。

 

とまぁ、これが大体のスケジュールですね。

昼ごはんなどは余裕があれば店に戻って店で食べたり、コンビニで菓子パン買って食べたりですね。

 

「できる人は上手く休憩する」

とか言われますが、私にはまだ無理です。笑

 

これは飽く迄、私の店の場合です。

他の店では19時退店や、22時退店なんかもあるようです。

 

何か質問などあればコメント欄にどうぞ♪

 

明日もがんばろう!